- (1)オーナーはどんなことをするの?
- 簡単に言うと以下の3つだけです。
・管理費、修繕積立金、固定資産税の支払
・賃貸管理代行会社への管理委託契約
・賃料入金の確認と修繕などの必要経費支払よく管理会社と呼ばれるものには2つの種類があります。
a:マンション全体の維持管理、修繕を行う建物管理会社。
ここが、オーナーから管理費や修繕積立金の集金を行います。b:オーナーから依頼を受けて賃貸管理代行を行う賃貸管理会社。
主な業務としては、賃料授受、督促、急な用事(水漏れ、鍵紛失など)の対応、退去立会、精算、原状回復及びリフォーム工事発注、新規募集、契約、入居サポートがあります。※当然費用が発生しますが、賃料の5~10%程度ですし、賃料が入らないときは無料ですので任せた方がよいと思います。
後は、賃料収益がたまっていくのを、眺めていればよいのです。
- (2)空室の心配は?
- 入居者が退去してしまうと、賃料は入ってきません。これは投資している方としてはとても心配ですね。
これを空室リスクと言います。当然、予定に入れてマネジメントすることにより、回避、軽減出来ます。最初の投資例で、6年間、所有していたのに、賃料は5年分しか計算していません。お気づきでしたでしょうか?これが、空室リスクマネジメントです。最初からずっと賃貸がついていて、一度も空室にならないなんて想定する方が無理があります。そうなったらラッキーですが、ラッキー狙いではちょっと怖いですね。
どの程度の空室を見込むかは、物件や築年数によってまちまちですが、少なくとも85%程度を見込んでおくといざというときにあわてなくて済むというものです。
しばらくの空室は読み込み済ですから、落ち着いて、賃貸募集をすればよいのです。