不動産を売却するには、まず、不動産屋さんと連絡をとります。
売却の意志を伝えて、依頼をします。
このとき、売却について媒介契約書という書面を交わします。
これは、不動産屋さんに売却を頼んだという証拠であって、売却することが決まったわけではありません。
当然、不動産屋さんも金額や条件を即答することは出来ません。物件が中古住宅であれば、鍵を渡すとか、まだ住んでいるなら、みてもらう時間を決めるなど、段取りをします。物件調査や、査定にはお時間が必要です。なので、依頼当日はこれで終わりとなります。
数日で調査が済んだら、売却する金額や条件の相談をします。このとき、不動産屋さんが買い取ってくれるなら、その金額を提示してもらいましょう。条件があえば、売買契約をすることにして、話まとまります。
不動産屋さんに頼んで一般のお客様を探すということになれば、不動産屋さんがチラシやインターネット広告を使って宣伝をします。お客様を現地に案内することも必要ですし、条件交渉もあります。不動産屋さんは、それらをほとんどお金を請求せずに行います。売却が成立したときに仲介手数料を頂くことになっているので、それだけを頼りに、頑張るわけです。
売却が始まるとき:売主様 ⇒ 媒介契約書 ⇒ 不動産業者
売却が決まるまで:不動産業者 ⇒ 売却の実務 ⇒ 売主様
売却が決まったら:売主様 ⇒ 仲介手数料 ⇒ 不動産業者