マンション投資:購入する

さて、いよいよ購入です。

(1)マンションを買うとは?
マンションは大きな集合住宅ですが、買うのはそのうちの1室(区分所有建物)のみです。
(2)どんな物件を買うの?
その部屋を借りて住んでいる入居者がいるような賃貸物件を買います。
逆に、持ち主が住んでいる物件は買いません。(空室を買って賃貸を募集することもあります。)
(3)費用はどんなものがあるの?
マンションの一室の価格は物件によって変わりますが、100万〜200万くらいを前提に話を進めます。売買代金については現金での支払が通常です。ローンを組む場合もありますが、審査の間、待ってくれる売主様ばかりではありません。後は、諸費用ですが、登記費用8~12万円、仲介手数料(価格の5%+消費税)の用意が必要です。月々の管理費、修繕積立金などは日割り精算となります。
(4)契約はどうなるの?
仲介業者から物件について重説(重要事項説明)を受け、契約書に署名、捺印します。このとき、登記のために住民票と免許証のコピーが必要になります。売主様は遠方の場合も多く、まず、立会されることはありません。仲介業者が代理で書類をお預かりし、買主様と契約を行います。
(5)いつ自分のものになるの?
契約と同時か、数週間後に決済(物件の代金や諸費用の精算)をします。この時に物件の所有権は買主様に移転します。この後、登記(期間は10日程度)が済めば、登記証明情報(権利証の現代版)が送られてきて、謄本上も買主様の所有となります。